2012年12月28日金曜日

都電41系統まとめ(グーグルマップに起こしてみました)

東京を知る一環として、かつて都電が走っていた道を調べました。それを元に、いくつかの都電跡地を歩いて、いくつかの記事を書いたのですけど…調べる際に、昭和の都電全41系統をGoogleMapに起こしたのです。それを、そのまま非公開にしておくのはもったいないと思うので、せっかくですし、公開しようと思います。

(どうしても表示に時間がかかります。ご了承ください)

都電41系統まとめ(グーグルマップ)Page2


Page1 Page2 Page3 Page4


昭和の都電41系統をGoogleMapに起こしました。負荷分散のため4ページに分けて投稿します。このページでは、1系統から15系統までを表示します。Page1にて、41系統一括表示と参考文献があります。

都電41系統まとめ(グーグルマップ)Page3

Page1 Page2 Page3 Page4

昭和の都電41系統をGoogleMapに起こしました。負荷分散のため4ページに分けて投稿します。このページでは、16系統から30系統までを表示します。Page1にて、41系統一括表示と参考文献があります。

都電41系統まとめ(グーグルマップ)Page4

Page1 Page2 Page3 Page4

昭和の都電41系統をGoogleMapに起こしました。負荷分散のため4ページに分けて投稿します。このページでは、31系統から41系統までを表示します。Page1にて、41系統一括表示と参考文献があります。

2012年12月24日月曜日

たまに出てくるキャラ「アンテナメクジ」について



本ブログにおいて、ときたま現れる、このキャラクター。名前は「アンテナメクジ」といいます。
私のSNSのアイコンにも使用しています。

このキャラクターの意味は…
せっかくインターネットでたくさんの情報をやりとりできる世の中なのですから、面白い情報を受け取り、そして与えたい! なめくじのように弱い立場の私でも、着実に、できる事をしたい! という事です。

よろしくお願いします(^^)

イブだし崖の上からの綺麗な夜景を(板橋区ですが)

場所: 日本, 東京都板橋区徳丸8丁目
師走の忙しいこの頃ですが、今日はクリスマスイブの祝日で、世の中、若干浮かれている気配がします。 夜景の綺麗なホテルのバーでデート…とかバブリーにキめてる人もいるのでしょうけど、私はそんなリア充とは真逆で、ひとりでニンテンドー3DSソフト「とびだせどうぶつの森」をやり、ゲームのキャラにプレゼントを配るイブになると思います。

まぁ私の事は、どうでもよくて… 今回は、クリスマスらしく、夜景が見れる所を探してきたのです。クリスマスには夜景の記事が合うかなぁと思いまして(^^;)

…でも、その場所は、銀座でもなく、渋谷新宿池袋でもなく…。

…あまり都会っぽくない風景

2012年12月20日木曜日

寒いので、ぬくい所に行ってみた。

場所: 日本, 東京都練馬区貫井
12月も半ばを過ぎ、師走がマジ走ってる季節がら、最近、ホント寒いですよね~! これだけ寒いと、ぬくい所が恋しくなりますよね! ふとんとか、こたつとか。 皆様、ちゃんと毎日、こたつから出てますか?

でも、私は、東京23区を歩くのですっ! …でも、今回は、寒いから、ぬくい所へ。



…あああっ、ブラウザ閉じないで~(>_<;)

2012年12月17日月曜日

西荻窪六童子めぐり&素敵なケヤキ発見

場所: 日本, 東京都杉並区西荻北3丁目37−6
行政にとって、町おこしは悩みの種なのかもしれません。どうやって町おこしをしよう?像をいくつか作って巡ってもらうというのはどうだ!? …それはいいアイデアかもしれません。亀有のこち亀像のように、マンガの舞台になってて、親しみのあるキャラクターの像を巡るのなら…。

すでに有名な亀有のこち亀像めぐりをしても…いいのですけど(そのうちやるかも)、やっぱり「こんなものがあったのか…(^_^;)」というのをピックアップするほうが、面白いと思うのです。

…というわけで。



六童子めぐりなわけです。
今回の舞台は杉並区西荻窪。通称にしおぎ。西荻窪では、童子像で町おこしをしています。六体の童子像を作り、めぐってもらおう…というわけ。

2012年12月12日水曜日

どっちの漢字ショーin葛西~人の字とヒの字どちら?~

場所: 日本, 葛西駅(東京)

今回の舞台は江戸川区葛西です。まずは、こちらの画像をご覧ください。何か不思議な点に気が付きませんでしょうか?

「かさい」と読む言葉が2つありますよね?…でも、よく見ると、葛の字が違うのです。下の部分が「L人」になっているのと「ヒ」になっているのがあるのです。

では…実際は、どちらが多く使われてて、どちらが正しいのでしょうか?

現地調査をしてまいりました(^^)/!

2012年12月9日日曜日

都電26系統の跡地を歩いてみた

場所: 日本, 東京都江戸川区松江7丁目28−20
今日12月9日は、銀座通りから都電が消えた日だそうです。1967年のこの日が、都電の大きな節目になったのですね。
そんなわけ(?)で、また都電ネタです。都電26系統の跡を歩いてみたのです。江戸川区の小松川から \ の方向に斜めに走っていました。


より大きな地図で 都電26系統 東荒川~今井橋 を表示

ただし、都電26系統が廃止されたのは1952年です。60年も経ってます。他の都電だって痕跡は残って無いのですから、それを期待しちゃぁ~いけません! 「ここに路面電車が通ってたのかぁ」と空想しながら歩くのです。

2012年12月5日水曜日

区画美のすすめ~練馬区桜台を例に~

場所: 日本, 東京都練馬区桜台1丁目4−1
地図が好きな人は、おおっぴらに「はーい私、地図大好きでーす♪」と主張する人もいると思いますが、実は結構「…実は…じーっと地図眺めるの…好きなんだよね(もじもじ)」という人も多くて、潜在的にはかなりの数の方が地図好きなんじゃないかなぁ~と、私はにらんでます。

で、私も、そうやって地図眺めるのが好きなんですけど、地図のどこが好きなのかといわれると…私の場合は、主に、区画美。なんですよ。

地図が好きじゃない人には(もしかしたら地図好きにも)、何の事だか分からないと思いますので、練馬区桜台を例に、ここで説明しておきたいと思うのです。

2012年12月1日土曜日

小日向・茗荷谷界隈における坂と丸ノ内線の調和(2)

場所: 日本, 東京都文京区小日向4丁目1−13
前回に引き続き、文京区の小日向・茗荷谷の風景を紹介します。今回は、茗荷谷周辺です。

このあたりは、坂と合わせて、地下鉄丸ノ内線の風景も楽しめます。普段は地下にいる地下鉄を上から見下ろす事ができます。 土地の勾配と丸ノ内線を縫うように走る道と、それらに真っ向から挑む坂や高架下の風景が、非常に面白い所です。



小日向・茗荷谷界隈における坂と丸ノ内線の調和(1)

場所: 日本, 東京都文京区小日向2丁目20−4
以前、目白の急坂巡りをした事がありましたが、同じく文京区で、小日向・茗荷谷界隈も、いい坂があるのです。散歩してきました。
また、茗荷谷周辺は、地下鉄丸ノ内線が地上に出ている区間でもあり、地下鉄の高架の風景も楽しめます。

茗荷谷駅周辺は次回に持ち越しにして、今回は、小日向。厳密にはそれに加えて音羽や水道との町境あたりも含みます。 …というよりも、町と町の間に坂があるといいますか。




2012年11月28日水曜日

江東区境川公園は都電車庫跡地

場所: 日本, 東京都江東区南砂4丁目3−23
前回まで全3回にわたり更新した「都電だった緑道」シリーズのオマケとして、都電車庫の跡地も訪れたので、ここに載せておこうと思います。

その舞台は、ここです。


2012年11月26日月曜日

都電が走っていた緑道~南砂篇~

場所: 日本, 東京都江東区南砂2丁目22−7
都電が走っていた緑道シリーズ最終回(^^)/ 今回紹介するのは、江東区南砂にある南砂緑道公園です。謎の道路標示も存在しましたよ!



2012年11月23日金曜日

都電が走っていた緑道~亀戸篇~

場所: 日本, 東京都江東区亀戸6丁目1−15
昭和の時代の都電跡を歩く「都電が走っていた緑道」第2弾です(第1弾はこちら)。 今回は、江東区亀戸篇。 亀戸緑道公園と大島緑道公園です。


2012年11月21日水曜日

都電が走ってた緑道~新宿篇~

場所: 日本, 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−10
最近私が気になって調べたもの、それは、昭和の都電の路線です。今は荒川線しかない都電、でも昔は、都内中心部に都電がはりめぐらされていて…よく知っている道も、昔は、都電が走ってた事が分かると、とても面白いのです。

その中から、緑道をピックアップして、紹介しようと思うのです。都電が走っていた緑道です。 (個人的に、緑道も好きなので) 3か所あるので、1か所ずつ。

2012年11月18日日曜日

【散歩】チェーン店が無いアーケード、いろは会

場所: 日本, 東京都台東区日本堤1丁目28−2
台東区日本堤に、いろは会というアーケード商店街がありました。
ふらりと立ち寄ったそのアーケード商店街は、世間を制覇するチェーン店が1つも見当たりませんでした。



2012年11月14日水曜日

日本堤と墨堤の跡地を歩いてみた

場所: 日本, 東京都台東区日本堤
日本堤と墨堤の跡地を散歩してきました~。

日本堤と墨堤は、かつての荒川(今は隅田川)の氾濫から町を守るために作られた堤防です。
日本堤の跡地は、台東区浅草の北を走る土手通り。
墨堤の跡地は、墨田区の隅田川沿いを走る墨堤通りです。

おおまかなイメージですよ


2012年11月9日金曜日

永代2丁目歩道橋の昭和的レトロ感

場所: 日本, 〒135-0034 東京都江東区永代2丁目 葛西橋通り
現代の建造物は効率化合理化により、無駄な装飾は一切ありません。でも、そういう装飾が、建造物に刻まれた年輪と重なって、すごく豊かな味わいを生み出します。 そういう「昭和的な建造物」が好きなんです。 最近、そういう建造物を見つけたので、こうやって紹介したいと思います。

それは、江東区にある、永代2丁目歩道橋です(^^)/

2012年11月7日水曜日

しながわ区民公園の絵画が素晴らしい

場所: 日本, 〒140-0012 東京都品川区勝島3丁目2−2 しながわ区民公園
東京都品川区、大森海岸駅近くに、しながわ区民公園があります。



そこで、とても面白くて素晴らしい絵画を見つけたのです。

2012年11月5日月曜日

地震も怖いが荒川も~荒川氾濫リスク~

場所: 日本, 〒115-0042 東京都北区志茂5丁目41−1 北区役所 荒川知水資料館
東京の下町は地下水くみ上げなどの影響で、海抜0mの地域が広いです。そのような地域は万が一堤防が決壊し、河川の水や海水が押し寄せると、瞬く間に浸水してしまいます。下町を歩いていると、浸水の危険を啓蒙する看板が多く見られます。

例えば、荒川が氾濫した場合、どれぐらいの被害が出るのか…そして、そもそも、荒川氾濫のリスクはどれくらいなのか?

これは、東京を知る上で必須項目でありましょう。…ちょっとシリアスな話題ですが、許してくださいね(^_^;)

2012年11月3日土曜日

【はじめての方へ】「尊い東京の姿」のコンセプト

本ブログでは、東京23区に埋もれている地理・歴史・雑学・風景を発掘する地域バラエティーブログであります。

…しかし、もう少し、ここで、本ブログのコンセプトを説明したいと思います。


私は、東京23区を、テレビゲームのフィールドのように捉えています。

2012年11月1日木曜日

消える!?妙正寺川の謎

場所: 日本, 下落合駅(東京)
不思議だなと思って調べて見れば、いろんな事を知ることができます。

なにが不思議だと思ったかといいますと、妙正寺川(みょうしょうじがわ)が地図上で消えるように見える事です。

2012年10月30日火曜日

おとめ山公園に行ってみた

場所: 日本, 東京都新宿区下落合2丁目10−3
ぼーっと地図を眺めるのが好きな私。

そうやって眺めてると、なんとも気になる公園を発見してしまったのです。

その名も、おとめ山公園


2012年10月27日土曜日

目白の急坂めぐりをしてみた

場所: 日本, 東京都文京区目白台1丁目
東京の山の手は坂が多いのですが、目白には急坂が多いという話を聞いたので、急坂巡りをしてきました。

坂…好きなんです(^_^;)

神田川の北側、明治通りと椿山荘の間にある9つの坂を紹介します。

iPad版Yahoo!ロコの地形図表示機能に書き込み!

2012年10月24日水曜日

【散歩】新宿副都心からさらに西へ

場所: 日本, 東京都新宿区西新宿4丁目
新宿副都心のさらに西を散歩してきました。




高層ビル群から少し離れただけですが、そこには、全く違う風景が広がっていたのです。

2012年10月21日日曜日

笹塚の水道道路に行ってみた

場所: 日本, 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目49 都道431号線
今回は、笹塚の水道道路に行ってみました。新宿と明大前を結ぶ道路です。



…なぜかって? 行ってみたいと思ったからです(^_^) 当時の名残が残ってないかなと。

2012年10月18日木曜日

町名の由来がある区のページまとめ


東京23区の町名の由来を知りたい。そんな時は、どうすればいいでしょうか?
ホームページに町名の由来を掲載している区が、結構ある事が分かりました。そのURLを、ここにまとめておこうと思います。

2012年10月16日火曜日

ブログのタイトルとアドレスを変えました。

相変わらず安定してない本ブログですが、タイトルを「尊い東京の姿」に変更。

URLも、それにあったものに変更しました。



実は昔、同じタイトルでミラーレス一眼の写真を毎日一枚ずつアップするブログをやっていた事があります。

そのブログの更新はやめたのですが、「尊い東京の姿」という名前だけは個人的に気に行ってたので、また、どこかで使いたかったのです。 なので、ここで使う事にしたのであります。

2012年10月14日日曜日

城南島海浜公園に行ってみた(歩いて)

場所: 日本, 〒143-0002 東京都大田区城南島4丁目2 城南島海浜公園
誰もいない自然の中で黄昏にふける(´▽`) 東京でそれは、贅沢な事です。

でも、そんな場所が、どこかにないかなぁ?と地図を眺めていたら、人里離れた所に公園があるのを発見!



東京都大田区城南島。城南島海浜公園。
このあたりは物流倉庫ばかりで、行き交う車はでっかいトラックばかり。最寄りの鉄道駅ははるか遠く。そんな所に、公園があるのです。

…ここなら、黄昏れるか!?

…というわけで、土曜日の快晴の日に、行ってみました。
(2012年10月13日)




流通センターから歩いて辺境の公園へ


東京モノレールの流通センター駅から歩きます。30分はかかるだろうなぁ。



繰り返しますが、このあたりは物流倉庫の密集地帯です。

とはいえ、自然が全く無いわけではありません。




自治体公認の散歩コースだったとは。
しかも、このコースのゴールは今日の目的地と同じです。…でも、ゴールした後、どうやって帰ればいいのでしょうか(^_^;)


歩道の脇には、野鳥クイズも。


「フランケン」と落書きがしてあります。そういうのはいけませんっ!


…あぁ、クイズになってない。

そんな道を、どんどん歩きます。



途中には野鳥公園もあります。城南野鳥橋から野鳥公園を撮影。










このような道を歩いて…やっと!


城南島海浜公園に到着!

ここまで、すれ違った人は、ジョギングを楽しむ、ごくわずかの数。間違いなく、人里離れた公園です。
さーて、海でも見ながら、1人、ゆっくりするとしましょう!


…あれ!?

大賑わいの公園であった




なんという事でしょう。人がいっぱいいるではありませんか!鉄道駅からはるか遠く、周辺は物流倉庫ばかり、住宅もショッピングエリアも無いこの公園に、こんなにも、人が!


駐車場には、たくさんの車。
…あぁ、みんな、こうやって、車で来るのですね。
おそらく、歩いてくる人は、よほどの物好きです。

DQ3ムオルの村

ドラクエ3のムオルの村を連想してしまいました。


城南島海浜公園には、キャンプ場や砂浜をはじめ、ドッグランやスケボーパークもあり、天気のいい休日は、多くの人で賑わう公園である事が分かりました。





ちなみに、城南島に行くには京急バス(大森駅から森32系統)もあるようです。

オマケ

城南島には「ポートストア」というコンビニもあります。サンクスのフランチャイズですが、店名が違います。トラックドライバーに嬉しい品ぞろえとなっています。ポートストアは東京湾岸に数店舗あるそうです。

ポートストア

ポートストア



2012年10月7日日曜日

東あずま駅はひがしひがし駅なのか

場所: 日本, 東あずま駅(東京)
東あずま駅は、東京都墨田区にある東武鉄道亀戸線の駅です。




この駅を見て、思う事がありました。
その時ツイートしたのが、これ。



「あずま」は「東」の事…。つまり、この駅は「ひがしひがし駅」なのではないかっ! 両方とも東じゃないか!? そう思ったのです。

本当にそうなのか? 調べて見ました。


吾妻橋の東だから?


墨田区には吾妻橋という橋があるのを知ってました。吾妻橋の東だから、東あずま…?まずは吾妻橋の由来から検索。 もし「浅草の東にある橋だから」という由来ならば、東あずまとは、浅草の東の東という意味になります。

吾妻橋』 の名称の由来は諸説ある。
架設当初は 『大川橋』 が正式な橋名であったらしいが、
左岸(向島方面) にある 「吾嬬(あづま)神社」 への道筋にあたることから、
『吾嬬橋』 とも呼ばれており、これが 『吾妻橋』 に転じたという。
また一説には、幕府押し付けの 『大川橋』 の名称に反発した付近の町民が、
江戸の東に位置するこの橋を 『東(あずま)橋』 と呼んでいたからとも伝えられている。
明治 9年(1876) の架け替えの時に、正式に 『吾妻橋』 と命名された。

http://www.geocities.co.jp/tokyo_ashy/bs-azumabashi.html


「江戸の東だから」という説もあるようですが「吾嬬神社への道筋」という説のほうが、面白そうです。

吾嬬神社、どこにあるのか?




はっけん。 東あずま駅の西にあります。 …て事は、東あずま駅は、吾嬬神社の東だから東あずま。なのですね。これにて一件落着。

…というのも早計です。吾嬬神社の由来も調べて見ないと。それが「江戸の東だから」という由来かもしれませんし。



吾嬬神社は東神社なのか?


吾嬬神社は、決して、浅草や江戸の東という意味ではありませんでした。
http://www.tesshow.jp/sumida/shrine_tachibana_azuma.html


日本神話の「弟橘媛(おとたちばなひめ)」伝説が由来。
弟橘媛伝説とは。

弟橘媛は日本武尊(やまとたけるのみこと)の妻。日本武尊が東国遠征の際、横須賀から房総半島に渡ろうとしたところ、海が荒れた。それを鎮めるために弟橘媛が自らの身を海に投じた。海は静まり、日本武尊は海峡を渡る事ができたが「吾妻恋し」と悲しんだ。

「吾妻恋し」は現代の発音だと「わがつまこいし」だけど、当時の発音では「あづまこいし」あるいは「あがつまこいし」だったのでしょう。
身を投じた弟橘媛の持ち物の1つが、現在の墨田区に流れ着き、神様として崇めるために神社を作った。それが、吾嬬神社の由来のようです。
また、吾嬬神社のある地区の名前「立花」も、弟橘媛の「橘」が由来とか。





…というわけで、東武鉄道亀戸線の東あずま駅は、吾嬬神社の東という意味という意味であり、ひがしひがし駅ではない! という結論に至りました。



~これを調べる過程で分かった事~


  • 公園などにある「東屋」とは、京都から見て東に住む人々の家という意味
  • 同じく弟橘媛伝説が地名の由来となっているのは、神奈川県の横須賀や千葉県の袖ヶ浦
  • 当時はこの辺りまで海だった…という事は、やはり江東区は全域、江戸時代からの埋め立て?
  • 「東吾妻」は群馬県にもある。群馬県吾妻郡東吾妻町。ちなみに「あづま」ではなく「あがつま」と読む。やはり弟橘媛伝説が地名の由来か。


2012年9月15日土曜日

国立科学博物館にお邪魔

私が思うに、千代田区の北の丸公園にある科学技術館は「科学遊びができる公園」

一方、こちら、台東区の上野公園にある国立科学博物館は、科学の展示が主役(体験コーナーもあります) それも、生物の展示のリアリティがすごい。もちろん剥製ですけど、非常にリアルで「この動植物はこんな形してるのかぁ」という感動があります。

動植物だけではなく、測定器とか、そういう機械のたぐいも。

形を観察する博物館です。そういう意味では美術館です。展示してある生物や機械の形が、どれも美しい。

ゆっくり回ればここだけで丸1日つぶせます。でも入場ゲートの中に食事できる所があります(でも休日に行ったら、ミュージアムショップ向かいのラウンジは混んでたなぁ…)

国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/

2012年9月7日金曜日

科学技術館にお邪魔

場所: 日本, 東京都千代田区北の丸公園2 科学技術館
あれー。こんなに、科学技術館って、レトロでチープだったっけ(^_^?)

それにしても、こんなのだったかなぁ。何しろ前に行ったのは多分15年以上前の事なので…だから、また行ってみようと思ったのですが。

博物館というよりも、科学遊びができる公園って感じで、どことなく、「探偵ナイトスクープでいうパラダイス」の雰囲気が。

でも、子供達は、これでも十分楽しめるはず。



…とはいえ、大人になった自分が見ると、ちょっとなぁ~って思う所も。

それは、科学遊びの内容ではなく、パネルの文言とか、展示の方向性。

建設のエリアでは「まだまだ日本には社会インフラが足りませ~ん。社会インフラが整ってないと日本は世界に勝てませ~ん」みたいな事が書いてあったり。

原子力のエリアでは、いまでも、原子力の良さをアピール。地球温暖化と絡めたりして。 ほんとにもう。 「最終処分は地下で安全」というアピールもありましたね。…それ、日本では根本的に見直す動きじゃなかったか?

科学だけではなく社会の力学も感じずにはいられませんでした(^_^;)


科学技術館
http://www.jsf.or.jp/

2012年9月6日木曜日

昭和館にお邪魔

場所: 日本, 東京都千代田区九段南1丁目6−1
昭和館はまだ行った事が無かったけん、お邪魔してきました。

昭和の頃の国民の暮らし…ではなく、戦時中と戦後数年の暮らしに絞り、その記憶と記録を後世に伝えるための施設であります。


大きく分けて、常設展示・映像音響室・図書室がありますが、入場料が必要なのは常設展示だけ。しかも、ゲートは完全に分かれてます。ここ重要! 例え図書室が無料と言われても、有料の展示室とゲートが同じだと、それだけで使いにくいものになるんですよね。 調べ物をするには最適!?しかもホームページで蔵書や映像の検索ができますから、便利!


映像音響室にはWebに落ちてない資料映像もいっぱい。平日に家でボーっとネットを眺める代わりにここに来るのもアリかもしれませんよ。

ちなみに、私の見つけてしまったオススメ映像は「破産者も出るネズミ騒動千葉 茨城」です。たしか、映像音響室の突き当り、左から2つ目の「お騒がせニュース」の端末で見れたと思います。
内容は…ハムスターを使った詐欺事件です(^_^;)ハムスターを売って繁殖させれば買い取りますよ…がっぽり儲かりますよ…という。てっきりハムスターって、少なくとも、カラーテレビが普及してからのペットかと思ってました。白黒の映像、昔ながらの住宅に、ハムスターがいっぱい(*´艸`)


昭和館
http://www.showakan.go.jp/

2012年9月4日火曜日

税金のムダ!?東京23区郷土資料館まとめ

2012年の夏に、東京都23区の郷土資料館をまわりました。ここにまとめておこうと思います。

※料金は大人です。また、プラネタリウムが併設してある資料館はプラネタリウムは別料金です。

目黒区 めぐろ歴史資料館
目黒区中目黒3-6-10
料金:0円
http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/bijutsu/rekishi_shiryokan/shiryokan_shisetsu/rekishi/index.html
廃校の一部を再利用。ムダな箱モノを作ろうとしなかった点は◎

渋谷区 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館
渋谷区東4-9-1
料金:100円
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kyodo/index.html
節電期間中は午後のみ開館…普段から人が来ていないのがただ分かる。まぁそれは他の区も一緒の事なので、営業時間短縮は良い事なのかも。

新宿区 新宿歴史博物館
新宿区三栄町22
料金:300円
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=372
自分が訪れた時に合わせて展示室の証明を付けてくださり申し訳ない気持ちに…いやいや、いくら平日の午前中とはいえ、それは無いでしょう。…建物と展示は立派なのに…建物の前の公道までも歴史っぽく整えてあるのに…つまりは結構カネかけてるのに…ねぇ。

豊島区 豊島区郷土資料館
豊島区西池袋2-37-4
料金:0円
http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/shiryokan/
勤労福祉会館の中にあります。勤労福祉会館は地方都市の町役場のような味があります。んで、規模的には資料館というより資料室です…けど、それでいいと思います。

文京区 文京ふるさと歴史館
文京区本郷4-9-29
料金:100円
http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/
23区郷土資料館巡りで最初に訪れたのがここ。入場直後にあるVTRは概要を知るのにはうってつけでしたし、専用PCで文京区内の地名の由来なども調べられましたし、地域の歴史を調べるという目的には一番合っていると思います。

千代田区 日比谷図書文化館
千代田区日比谷公園1-4
料金:0円
http://hibiyal.jp/hibiya/index.html
図書館と併設。私が訪れた時はなかなかの入場者数。特別展の企画が良かったのか、日比谷公園内という立地のせいか。

中央区 タイムドーム明石(郷土天文館)
中央区明石町12-1
料金:100円
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/timedomeakashi/index.html
タイムドーム明石って名前、なんだか、日本標準時に関する施設なのかな…兵庫県にあるのかな…って思ってしまうのは私だけでしょうか?

港区 港郷土資料館
港区芝5-28-4
料金:0円
http://www.lib.city.minato.tokyo.jp/muse/j/index.cgi
図書館の4階。資料館というより資料室で、小規模な印象。…でも、それでいいですよね。

品川区 品川歴史館
品川区大井6-11-1
料金:100円
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/annai/annai.html
ハコも立派で展示も綺麗なんだけどなぁ…それで人が来てないと残念な印象に拍車が。

大田区 郷土博物館
大田区南馬込5-11-13
料金:0円
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/
建物の外装・内装、展示方法も含めて、素朴な印象。ムダな金をかけてない。

世田谷区 郷土資料館
世田谷区世田谷1-29-18
料金:0円
http://www.city.setagaya.lg.jp/990/d00004199.html
展示は王道的で違和感は無し。

杉並区 郷土博物館
杉並区大宮1-20-8
料金:100円
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/histmus/index.asp
平日でしたが入場者は他に数名いました。土日の午後には、古民家の囲炉裏に火がともるそうで。その時間はもう少し賑やかなのかな?

中野区 山﨑記念 歴史民俗資料館
中野区中野4-8-1
料金:0円
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/407000/d007258.html
VTRに時代を感じました。天才マジシャンとか…バブルのノリだし

練馬区 石神井公園ふるさと文化館
練馬区石神井町5-12-16
料金:0円
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/furusato/index.html
なかなかの入場者数。やっぱり人がいないとね。 常設展示の出口には板橋区から分離独立するまでの歩みが詳しく記されていました。

板橋区 郷土資料館
板橋区赤塚5-35-25
料金:0円
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoudo/
なんかあんまり印象が。

北区 飛鳥山博物館
北区王子1-1-3
料金:300円
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/museum/
展示の見せ方が凝ってるけど、それに見合うだけの入場者がいるようには… 両隣にある、紙の博物館と渋沢史料館も併せて見るなら割引券があります。

荒川区 荒川ふるさと文化館
荒川区南千住6-63-1
料金:100円
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/shisetsu/bunkacommu/furusato.html
図書館と併設。たしか千住大橋の歴史などがありました。

台東区 下町風俗資料館
台東区上野公園2-1
料金:300円
http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/
実を言うと、下町風俗資料館は郷土資料館というカテゴリに含まれるかどうか、微妙であります。凌雲閣の資料はあったと記憶してますが、基本的には、台東区の歴史というより、下町全体の歴史かと思うので…。

墨田区 すみだ郷土文化資料館
墨田区向島二丁目3-5
料金:100円
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/siryou/kyoudobunka/
うーん。なーんか、展示にまとまりが無いと言うか(なぜレガッタが展示してあったのだろう?)。他の区と比較すると、これぐらいの展示内容なら入場無料です。(でも、財源確保という観点から考えれば、入場料を取らない区のほうが間違ってるとも考えられます)

江東区 中川船番所資料館
江東区大島9-1-15
料金:200円
http://www.kcf.or.jp/nakagawa/index.html
江東区の資料館といえば深川江戸資料館がメジャーですが、区の歴史という観点では、こちらです。但し、入場者数は深川江戸資料館に比べて…

江戸川区 郷土資料室
江戸川区松島1-38-1
料金:0円
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/chiikinojoho/bunkazairekishi/shiryoshitsu/index.html
グリーンパレスという地域交流施設の中にあります。展示内容はコンパクトですが、まとまりがある印象です。また、展示スペースのコンパクトさには似合わない程、解説シートの数が大量にあります。

葛飾区 郷土と天文の博物館
葛飾区白鳥3-25-1
料金:100円
http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/
プラネタリウムと併設してるせいか、なかなか賑わいがありました。昔の作業所を実物大に再現していたのは印象的でした。住宅を再現してる資料館はちらほらあるんですけど、作業所の再現は珍しいかと。

足立区 郷土博物館
足立区大谷田5-20-1
料金:200円
http://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/chiikibunka/hakubutsukan/index.html
なかなかの入場者数。決して交通の便はいいとは言えないし、他の施設と併設してるわけじゃないのに…。どうやって人を呼び込んでるんだろう。



割と入場者が多かったのは、千代田区、練馬区、台東区、葛飾区、足立区。
できるだけ費用をかけずに堅実に運営している印象なのは、目黒区、豊島区、港区、大田区、江戸川区。
つまりそれ以外の区はムダ金を…いやいやそんな事は(^_^;) 特にその印象が強かったのは、新…ゲフンゲフン

さらに思った事。

江戸時代あたりの歴史とか、近代化による産業の移り変わりなどは、区ごとに違いがありますが、縄文土器とか、明治~昭和の家庭用品や文房具や太平洋戦争の事は、全区で共通する歴史であり、飽きてきます。そして、何で区ごとに同じ展示をするのだろうか?という疑問が出てきます。

推測の域を出ませんが、これらの郷土資料館の存在意義は、区の小中学校が団体で見学に来る事にあるのではないでしょうか? それ以外に納得できる答えが思いつきません。


2012年8月28日火曜日

目黒不動尊の縁日にお邪魔

場所: 日本, 〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目20 瀧泉寺

目黒不動尊の縁日にお邪魔してきました。



この前は麻布十番納涼まつりにお邪魔しましたが、露天商を排除し垢ぬけたそれとは違い、こちらは、とても素朴で昔ながらの祭りの風景でした。


もちろん、人の量も、麻布十番とは全然違います。


目黒不動尊の縁日は毎月28日に行われるそうですが、毎月、これぐらいの規模と人出なんでしょうかねぇ?



目黒不動尊は目黒区を代表するランドマーク。江戸時代からの観光地。
目黒区は全体的に、ちんまり可愛らしい街というイメージがありましたが、目黒不動尊とその周辺は、昔ながらって感じでした。 特にこの日の縁日の風景は、田舎に帰ったようでした。

2012年8月25日土曜日

麻布十番納涼まつりにお邪魔

場所: 日本, 麻布十番駅(東京)
麻布十番納涼まつりといえば、とんでもない人混みでありますが、今年(2012年)は露天商を排除して商店街手作りの祭りとなったようです。


それでも、このような人混みだったのですが…。

祭りの印象としては、まぁ、一番は「相変わらず人多いなぁ」ですけど。その次は「オトナだなぁ」という事。



露天商を排除した事により、商店街の店舗が露店を出してるケースが多くなりました。で、麻布十番にもお洒落な酒場が多いようで。お洒落な酒とお洒落な食べ物が露店に並ぶわけです。

麻布十番納涼まつりは、オトナになった。そういう印象でした。


2012年8月24日金曜日

銀座シネパトスにお邪魔

場所: 日本, 東京都中央区銀座4丁目8−7

銀座という街はキラキラまたはギラギラしたものしかない所だと思っていたら、この銀座シネパトスとその周辺は、取り残されたように昭和の香りが漂ってまし。(^_^;)




銀座シネパトスは映画館。自分はそこに、90歳の反骨報道写真家のドキュメンタリー映画を見に行ったのです。

シアタールームの中は現代のシネコン並みに綺麗でしたよ~。 でも、この映画館にしか無い味がありました。

それは、時折聞こえてくる、静かな轟音。 おそらく、地下鉄日比谷線の騒音です。



この、静かな轟音のお陰で、この映画館は今まで生き延びてこられたのかなと思いました。今時の、キレイで上手で予算たっぷりで番宣うちまくりの全国ロードショー映画でこんな音が聞こえてきたら雰囲気丸つぶれです。
でも、そうじゃない映画には、この轟音、とてもプラスに働くのだな~。 映画で描かれる原爆症で苦しむ人々の写真と、この轟音が、とてもマッチしました。



銀座にこんな街とこんな映画館があったのですね~

でも、銀座シネパトス。2013年3月に閉館が決まってるそうです。閉館前に訪れる事ができて良かった!



この周辺について、さらに詳しく載ってるウェブサイトのリンク
http://www1.c3-net.ne.jp/hamachan/tetudou-ima-3-1.htm
キーワードは、三原橋地下街と三十間掘川。戦後のがれき処理で三十間掘川を埋め立てた。なるほど。