2012年11月5日月曜日

地震も怖いが荒川も~荒川氾濫リスク~

場所: 日本, 〒115-0042 東京都北区志茂5丁目41−1 北区役所 荒川知水資料館
東京の下町は地下水くみ上げなどの影響で、海抜0mの地域が広いです。そのような地域は万が一堤防が決壊し、河川の水や海水が押し寄せると、瞬く間に浸水してしまいます。下町を歩いていると、浸水の危険を啓蒙する看板が多く見られます。

例えば、荒川が氾濫した場合、どれぐらいの被害が出るのか…そして、そもそも、荒川氾濫のリスクはどれくらいなのか?

これは、東京を知る上で必須項目でありましょう。…ちょっとシリアスな話題ですが、許してくださいね(^_^;)




荒川知水資料館へ


地図を眺めていましたら…ありました。荒川氾濫リスクを知る事ができそうな所。


(今回はMapFanの地図です)



荒川知水資料館


北区志茂5丁目。荒川知水資料館。しかも入場無料。
展示内容は、荒川放水路(現荒川)掘削の歴史と、荒川氾濫の啓蒙です。(都内の荒川は人工の川です)

入場無料だという事もあってか、館内のテーブルでおっちゃんが雑談をしていたりと…非常にオープンな資料館でした。

(館内で雑談するおっちゃんのイメージ。
シリアスな記事だからこそ、へたくそなゆるい絵を)

オープンにするからこそ、危険の啓蒙ができるというわけですね(^^)



荒川氾濫リスクは、いかほど?


ここからが本題です。
荒川氾濫リスクについての展示は、1階で流しっぱなしにされていたビデオが最も分かりやすくまとめられていました。
その名も「フィクションドキュメンタリー 荒川氾濫」



…これ、ウェブに公開されてないのかな?と思い、帰って検索してみたところ…あるじゃないですか!

国土交通省関東地方整備局 荒川下流河川事務所
 フィクションドキュメンタリー荒川氾濫
http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arakawahanran/ara_flood.html


(前半)

(後半)

…つまり、今日の記事は「この動画で荒川氾濫リスクを勉強しよう!」…という、丸投げである事をお許しくださいm(-_-)m

これだけ立派な動画が再生数2000程度なんて、もったいないですからね!

そして、荒川氾濫リスクのポイントといたしましては…
  • 荒川上流域の降水量が3日間で550ミリに達するとヤバい。
  • 過去15年間で2回、400ミリの降水量を記録している。
  • 堤防の弱い箇所は分かっている。
  • 東京駅周辺や銀座あたりも浸水する。
  • 5m以上浸水する箇所も。例えば北千住は駅前の歩道橋の高さまで浸水。


大きな地図で見る(北千住駅前。歩道橋が浸水のメッセージだったとは)

…といった所でしょうか。
(現地に行かずとも資料写真が載せれるストリートビューって便利だ)

そして、地域ごとの浸水予想が載ってるサイトは、こちらです↓

国土交通省関東地方整備局 荒川浸水想定区域図(荒川下流部版)
http://www3.ktr.mlit.go.jp/arage/itgis/arahzd/arageban2.html


荒川は氾濫するのか?


荒川氾濫リスクがあるのは江東区や江戸川区や墨田区などの海抜0m地帯だと思ってました。そこだけじゃない。隅田川流域もなんですね。

それから、今後荒川が氾濫する事はあるのかどうか…ですが、こればっかりは、分からないです。「3日間で550ミリが限界」「過去15年間で400ミリが2回」という事ですが、これを「いずれ550ミリを超える雨が降るかもしれない」と見るか「150ミリの余力がある」と見るかは、人それぞれだと思います。
それに「本当は550ミリ以下でも氾濫するかも」とか「実はそれ以上でも或る程度耐えられるかも」とか「堤防の強度が実は」とか、いろいろな可能性があると思います。

降水量は少しずつ増えているようですし…巨大地震が起きて堤防が脆くなって…というシナリオももしかしたら? など、最悪なパターンもいろいろ思い浮かびますが、具体的に、その最悪なパターンって、どれだけの確率で起きるのかは私には分かりませんし、そもそも確率で求められないのかもしれない…と思います。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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