テニス場は元々、射的場でした。 それから、猫神様が出現!
大森駅は台地と低地の境
大森駅の西口に到着
天祖神社に続く階段があります。
山王地区も、階段の上にありまして…
(この地図は{国土地理院 基盤地図情報(数値標高モデル)}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています) |
こうやって見ると、京浜東北線は台地の崖にそって敷かれており、大森駅も台地と平地の境界上にあるのが良くわかりますねぇ。 (数値標高5mメッシュとカシミール3Dのおかげです)
そんな山王地区を、気の向くままに、散歩です。
…立派な家が多いですね。
やはり、台地の上は水害の危険が少ない分、人気があるのでしょうか?
暗闇坂 |
特に、暗闇坂。 自然なカーブと、石垣の重厚さが、坂好きとしては、たまりません。
碁盤の目よりも、こういう、生物的な道のほうが、好きなのです。
「山王」という名前も、グレードが高そうに聞こえますからねぇ。
弁天池にて、猫神現る?
水の湧く池は谷間にあるものです。
山王地区や馬込地区のアップダウンは、このような湧水が作り出したのでしょうか?
カシミール3Dの地形図を見ながら、私たちが文明を手に入れる前、いたるところから水が湧き出ていた様子を想像するのも、面白いものです。
弁天池の御神水が祀られている社殿に、猫が現れました(^^)
こっちを見ている様子は、神様が猫に憑依しているように見えます。
射的場の跡
山王には昔、射的場がありました。
この地図画像は、時系列地形図閲覧ソフト「今昔マップ」((c)谷 謙二)により作成したものです。 この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万分の1 大森 明治39年測図 41年製版]です。 |
山王地区のこの場所が、ぴったりだったのですね。
現在はテニス場になっていますが、銃もテニスも「タマをうつ」のは同じですし… 細長い区画と谷間地形は、射的場らしさを残しています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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