並木道の高級住宅街。しかし、成城の街に似合わないお店が!高級住宅街の一角に、ダイソーがあるなんて…!
高級住宅街、世田谷区成城
トリクルダウン理論の前に、成城の風景をお届けします(^^)
まずは、駅前から。
けど、成城の駅前商店街は、それほどの大きさではなく、少し歩くと、すぐ住宅街に入ります。
さすが成城、並木道の住宅街
…この住宅街が、まぁ、すごい。
立派な並木道… さすが成城です。 その姿、並みの高級住宅街ではありません。
縦横無尽に、整備されております。 さすがです。
とはいえ、一般住宅を、ドーンと撮るわけにもいかないし…。
この構図なら、大丈夫かな…。
太くて立派な木も多い!
ここで成城の歴史について。
大正13年に成城学校がこの地に引っ越してきました。教育にふさわしい自然の豊かさと、小田急線敷設計画を見越しての事でした。10万坪の敷地買収で学校と住宅を建設。
しかし小田急線は第一次世界大戦の物資不足で着工が遅れます。学校の生徒の通学は烏山の駅からスクールバスを出して対応しました。 住宅地に越してきたのは学校関係者ばかりだったそうです。
小田急線は大正15年に着工。区画整理組合が成立し、37万坪造成されます。 それが今の成城の基礎です。
成城が一大ブランドになるきっかけは、昭和5年の朝日新聞社主催の住宅展覧会。一般募集した模範住宅を住宅地の西側に10数棟建設し、展覧即売しました。
…以上、参考文献より。
戦前に植えられたのなら、立派な並木もうなずけます。
野川沿いは、もっと緑豊か
街の西側、野川のほうは、もっと緑が多いです。
コンクリで固められてない川…! 東京23区に、あったんですね。
ブランド欲しさに住む北東部
北東部、7丁目と9丁目のあたりは、並木道がありません。
このあたりは大正~昭和初期に整備されたエリアではないのですが、成城という住所なのですから、成城であることには変わりはありません。
…まぁ、あれですよ。ここに引っ越してきた人って、中心部に住むカネは無いけど「私、成城に住んでるんです」って自慢したい人、ですよね。
市民農園 |
資産運用を促す広告、市民農園、ペットボトルキャップの回収BOX。 豊かな暮らしが想像できます。
成城にダイソー!?トリクルダウン理論は間違い!
そんなお金持ちの街、セレブタウン成城に、似合わない店を発見しました。
ダイソー成城店 |
我々庶民の味方、100円ショップ、ダイソーです!!
2階建ての、結構大きい店舗です!!
勘弁してください!金持ってる人が消費をケチったら経済廻らないじゃないですか!!
ていうか、これだから、日本は不況のままなんですよ。成城にダイソーがあるのは、その証拠です!
「金持ちを増やせば、その雫が落ちて経済が活性化するのではないか?」「トリクルダウン理論ですか!?それは違います。その証拠に、成城にダイソーがあるんですよ」
ちなみに、成城らしい品ぞろえとして、ワインが置いてありました。レギュラーサイズのワイン。もちろん100円ではありませんが、廉価なワインです。
現代の金持ちは100金でケチケチして資産を溜めこむのですよ(-_-;)
もしくは、無理して成城に住んでる人が多いのか?
ちなみに、この現象は成城だけではないです。白金台にはキャンドゥがありますから。成城のダイソーよりは小さい店舗ですけど。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
参考文献
- せたがやの歴史 東京都世田谷区
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