新駅の名前は、どうしましょう? 私なりに考えたネーミングと、その理由を、久々の街コラム枠で書き留めておきたいと思います。
泉岳寺は…納得できない
候補地に最も近い駅は、都営浅草線の泉岳寺駅。
なので、泉岳寺駅でいいのではないか。 という意見は、ごもっともだと思うのですよ。
…でも、なーんか、泉岳寺では、納得できないんです。
泉岳寺は、高輪の丘の上にある、歴史の深い寺です。
それに対し、新駅の候補地は、海岸の埋め立て地で…
この地図は{今昔マップ on the web(c)谷 謙二}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています。 この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万5000分の1 東京西南部 大正8年鉄補 大正8年9月30日発行]です。 |
新駅ができたら、全く新しい街になるのです。
全く新しい街に、泉岳寺という由緒歴史ある名前を当てはめるのは、違うんじゃないでしょうか…
地名は、芝浦。もしくは、全く新しい地名を。
駅の名前として最も自然なのは、駅ができる街の名前を付ける事でしょう。
そうすると、候補は「高輪」「芝浦」「港南」になります。
どれがいいかなぁ…と考えると、まず高輪は、丘の上の地名だからダメです。 ブランドイメージが強いので、おエラいさんは高輪にしたがるでしょうけど… 個人的には、許せないっ!
残りは芝浦と港南ですが、ブランドイメージが強くて、発音しやすいのは、芝浦だと思うんです。
なので、地名をストレートに付けるなら、芝浦駅が、いいかな… と、思います。
もしくは、この際、新しい住所を作ってしまっても、いいと思います。
全く新しい街なのですから、21世紀の東京にぴったりな住所を作り、駅名もそれにするのです。
地名は世相を表す刻印のようなものですから、現代的な名前を付けることにより、後世から見て「あぁこの頃はこういう名前が流行っていたんだ」という記録になるからです。
再開発で生まれる施設の名前をそのまま駅名に
個人的には、芝浦駅でいいと思うのですが、どんな街になるかを想像すると、別の候補も思いつきました。
東京には、鉄道跡地を再開発した街がいくつもあります。
新宿駅東口の南部の、高島屋タイムズスクエア…
飯田橋駅の東にある、アイガーデン…
汐留の、インターシティー…
そして、品川駅そばの、品川インターシティーや品川グランドコモンズ…
どれもピカピカのビルです。 邪念が入り込む隙を与えないほどピカピカです。
特に、汐留と品川のそれは、徹底してます。 オフィス街ですからねぇ。 ビジネスに邪念は御法度ですからねぇ。
話が少しそれましたが、新駅周辺にも、汐留や品川インターシティのような、ピカピカのオフィス街が誕生すると思うのです。
どこぞの財閥と、どこぞのゼネコンが、チカラを合わせて、広大な敷地に、オフィス街を、ドーンと、ね。
それは街というより、1つの巨大な施設であり、城と呼んだほうがふさわしいものになるでしょう。
(オフィスだけではなくタワーマンションも併設するかもしれませんが、どちらにしろ、オフィスを主体だと思うんですよね)
…そうすると、新駅を利用する人の過半数は、新しくできるオフィス街の利用客になると思うのですよ。
…いや、新駅も、オフィス街の一部として認知されるでしょう。
だったら、新駅の名前は、再開発で誕生するであろうオフィス街の名前と同じにするのが、いいのではないでしょうか。
そんな考えで思いついた、新駅の名前が、冒頭の画像の通りです。
私の考える、山手線新駅の名前。 それは「芝浦プロフィットタワー駅」
それは、駅そのものが、芝浦プロフィットタワーというオフィスビルに組み込まれているのです。
いかがでしょうか… まぁ、プロフィットタワーはもちろん冗談ですけど、オフィス街の名前と新駅にするのが、合理的だと思うのです。
もし、財閥とゼネコンどもが土地を分け合って複数のオフィス街が誕生するのであれば、再開発エリアに新しい地名を付けて、それを駅名にするのが、合理的かと思います。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
0 件のコメント:
コメントを投稿