2014年5月24日土曜日

飛び地のような東京の端っこ、足立区花畑8丁目

場所: 日本, 東京都足立区花畑8丁目
足立区の花畑(はなはた)8丁目は、東京23区の端っこの端っこです。 基本的に毛長川の先は埼玉県なのですが、花畑8丁目の部分だけ東京都なのです。

都県境を歩いてみたり、桑袋ビオトープ公園にも行ってみましたよ。


なぜかここだけ東京都。花畑8丁目



足立区と埼玉県の境は、基本的には毛長川なのですが、一部分だけ、毛長川の先まで東京都になっているのです。 そこに、花畑8丁目はあります。






そこが、花畑8丁目!

…なぜ、ここだけ、東京都なのでしょう?

この地図は{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています
この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万分の1 草加 明治39年測図42年制版]です。
明治39年の地図でも、すでに東京都。

それどころか、東京が江戸で、花畑が花又だった頃から、ここは、飛び地のような感じなのです。

…うーん、これは、謎です。

昔々の綾瀬川や伝右川、毛長川の流路なのかもしれません。 いつ流路が今の形になったのかは、謎。


毛長川をわたり、いざ潜入!

毛長川沿い
最寄りの駅は、埼玉県草加市にある八塚駅だと思います。
私は、竹ノ塚から歩きましたが(花畑のほかの団地も見て見たかったし)


特別支援学校

一戸建て住宅よりも、団地や学校といった、大型施設が目立ちます。


花畑桑袋団地です。l





もっと年季が入っているかと思いましたが、綺麗ですね。


商店は少ないです。 申し訳程度の団地内商店と…


セブンイレブン。

このセブンが、足立区の最果てのコンビニです。


綾瀬川の上から埼玉方面を望む。 です。


こちらは東京方面。

何て事の無い風景です。 よく見ると、スカイツリーが見えますね。


都県境を歩いてみた




せっかくなので、都県境をたどってみました。






都県境の由来は何でしょうね?


右に水門が見えますね… 都県境の下には水道管が通っているのでしょうか?


綾瀬川を渡り、東側に来ました。


ローソンの看板が見えますが、ローソンはギリギリ埼玉です。



以上でーす。

なんて事の無い風景でしたね。

教育熱心な、桑袋ビオトープ公園



桑袋ビオトープ公園を発見。


桑袋とは、花畑8丁目周辺の古い地域名で…。

桑が茂り、川が袋状に蛇行している土地。 という意味でしょう。 おそらく。




そんな水辺の地域にふさわしい公園だと思います。


とはいえ、昔からの地形を生かしたわけではなく、ここは、小学校の跡地。

廃校になった後、わざわざ、池を作り、木を植えたようです(^_^;)



…まぁ、鳥たちも気持ちよく水浴びしてるし、いいのかも。


事務所が併設されていまして、教育的側面の強い公園です。

これは、公園に植えられている木の紹介。

クヌギ、コナラ、ムクノキ、アカシデ。


…こんな仕掛けもあります。


筒をあげると、中に木の名前が。



この仕掛けがある木は、何本もありました。


それにしても、区の端っこにまで、特別な公園を作ろうとする足立区… さすがです。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました! 花畑地区、次回も続きま~す。



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