2013年3月12日火曜日

毅然とした住宅街にも自然が光る、都立大学駅周辺・柿の木坂

場所: 日本, 都立大学駅(東京)
今回の舞台は目黒区、東急線の都立大学駅周辺・柿の木坂のあたりです。 都立大学はもうありませんが、規則正しい区画に高級一戸建て住宅が敷き詰められている街。しかし、息苦しさを感じないのは呑川のおかげでした。

そして柿の木坂の自然は呑川だけではなく、衾町公園にもありました。

とりあえず元都立大学の場所へ


東急線沿線というとお金持ちが住んでいるイメージがあります。 東急東横線の都立大学駅を降りると、その先に見えたのはバス停と小さな待合所。 そこには1本の木。 木の奥にはサンマルクカフェ… 



これだけでも、やっぱり、東急線沿線は高級なんだなぁと再実感してしまったのは何だか不思議です。
これがもし、もっと待合所がデカくて、店が牛丼屋だったら、様にならないんだろうなぁ…と、しょうも無い事を思ったり。 サンマルクカフェだって牛丼屋だって大規模チェーン店には変わり無いはずなんですけど、やはり、コーヒーショップだとサマになるんでしょうか。



駅前をちょっとうろうろ。 東京23区に像は無数にあるけど、しょんべん小僧って意外と無いんだよなぁ…と思いながら、都立大学があった所へ。

めぐろ区民キャンパス
めぐろ区民キャンパス


坂を登れば区民キャンパス 都営アパート

都立大学駅というのは知っていましたが、都立大学はすでに存在しない… 散歩前の下調べをするまで、実は、知りませんでした!
都立大学のあった場所は、めぐろ区民キャンパスという文化施設と、都営アパートになってます。

大学の校舎は取り壊していちから作りなおしたようですね。


呑川は柿の木坂界隈の要


元都立大学周辺・柿の木坂界隈は、一戸建て住宅街です。
碁盤の目のような区画割りですが、それに反するように、駅から斜めに伸びている道路は、呑川の支流です。




呑川支流は南西にもう1本あります。そして支流があるのだから本流もあるわけですけど…
言葉で説明するよりも…

(この地図は[国土地理院 基盤地図情報(数値標高モデル)][国土地理院 電子国土Webシステム][カシミール3D]を使用しています)


立体地図の方がわかりやすいですね(^^) 低い所が、川。 呑川の本流と支流。

柿の木坂という坂をつくったのは呑川のしわざ。碁盤の目の規則的な住宅街に、自然の暖かい不規則を…カーブと起伏と緑を与えている呑川は、この地域の要でありましょう。

このあたりの呑川は、本流・支流ともに暗渠化されてます。遊歩道の下に川があるわけです。
頭の中で遊歩道をひっぺがして川を想像しながら歩くのも、面白いです。

左の写真に、古ぼけた木のベンチがありますね。

動物の像が、ちょこんといたり…



この動物トーテムポール、かわいいじゃないですか!?



高級住宅街からも、呑川の起伏は見えます。


それにしても、このあたりの一戸建ては、下町のそれとは雰囲気が違います。

例えば、ブロック堀の輝き。 下町のそれは昔ながらの灰色のコンクリ塀か、そもそも塀が無い。 一方こちらは、高くて輝かしい塀が毅然と家を守っている。玄関脇にシャッター付き駐車場があるのも特徴で、そのシャッターも、外敵を寄せ付けない雰囲気を醸し出しています。


一言で表すと、シェルター。 守るための家って感じ。 地位と財産を守る。ストレスフルな外から自分を守る…。




衾町公園に年季を感じる


その美しくも毅然とした都立大学駅・柿の木坂の街の中でも、少し古ぼけた、緊張感を忘れさせるような場所がありました。

例えば、めぐろ区民キャンパスの南西にある氷川神社もそんな存在ですが、ここで取り上げたいのは、衾町公園です。 衾町の読み方は、ふすまちょう。

衾町公園
衾町公園



柱が、ぼっろぼろ… 石段にも傷みが…

とはいえ、石段は重厚さを感じるし、さりげなく存在するヒョウの彫刻も、高級住宅街らしいデザインです。

そして、まとわりついてる藤の木。 どれだけの年月が経ってるのだろう?



碁盤の目区画の高級住宅街にも、自然は力強く存在していました( ̄ー ̄)



衾町の由来 柿の木坂の由来
衾町の由来 柿の木坂の由来


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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