まずはメジャーな情報を
麻布十番といえば、六本木のそばという都心でありながら下町のイメージを併せ持つ街です。
六本木そばであるにもかかわらず、落ち着いた雰囲気の商店街で…
現代的なショップも多いですが、所々に、昔ながらの商店も残っています。
んで、こちらは、有名な、きみちゃん像
童謡「赤い靴」の女の子です。
そして、麻布十番といえば…
浪花家総本店 (なにわやそうほんてん)の、たい焼き。 「およげ!たいやきくん」のモデルとされています。
買う予定は無かったけど、運よく空いてたので、購入(^^)
味は、普通といえば普通だけど、皮の質感とあんこの甘さは絶妙で、長い歴史のなかで完成された事を感じ、また買いたい…と思える一品でした。
「普通だけど、また買いたい」と思えるものは、そうそう無いのではないでしょうか。
テレビや雑誌に載ってる事は以上です
…と、まぁ、ここまでは、テレビや雑誌で幾度となく注目されている内容であり、これだけだったら、わざわざブログにする必要は無いわけです。
麻布十番、私なりの注目点を紹介します。
まずは…
きみちゃん像のある広場には「パティオ十番」という名前があるのですが。
このフォントが味ありすぎる!
パとオのはねがそのままリボンの装飾につながっています。
いかにも昭和後期、バブルが崩壊する前の…懐かしくてチープだけど、味のある時代の、味のあるフォント。 私、こういうの、大好きなんです。
…そして、あと、お伝えしたいのが、
「麻布十番の下町のイメージは、ずばり下町だから」という事。
(この地図は{国土地理院 基盤地図情報(数値標高モデル)}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています) |
そして、下町らしいエリアも、麻布十番には、あります。
古川の南東部のエリア。 商店街からは、古川を挟んで反対側は、このような風景なのです。
マジ昭和です…
このような風景が残っている理由の1つは、水害の危険性だと思われます。
もともと麻布十番は、先ほどの微細地形図からお分かりの通り、古川の谷底であり、大雨が降ると、増水した古川に、六本木からの雨水が集まるという、水害に弱い地域なのです。
実際、2004年には、台風16号による豪雨で麻布十番駅が浸水しました。
ちょっと思ったこと。 くだらないので小文字で書きます。
およげ!たいやきくんは、どうやって海に逃げ込んだのか? と考えると、大雨の日に、雨水と一緒に、坂を転げ降りるように古川に飛び込み、東京湾に抜けたと思うのです。
しかし、楽曲が発表された1975年の古川を想像するに… まだまだ古川は汚かったと思うので… 東京湾に着く前に死んでもおかしくはないです。
でも、歌詞によると、海の底を気持ちよく泳いでるようですから…古川は突破できたようですし、気持ちよく海の底を泳いだという事は、東京湾ではダメで、相模湾あたりまで頑張って泳いだんでしょうねぇ。
思ったこと終了。
…最後に、麻布十番らしい風景を載せて、締めとしたいとおもいます。
昔ながらの材木屋の隣にあるのは、ベンツのディーラー!
グローバルな大資本とローカルに暮らす庶民が混ざっているのが麻布十番です。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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