辰巳の緑道公園は人が少なく、静かな所を散歩したい人にうってつけです。
そして、辰巳も東雲も、団地があります。 …けど、この2つの団地、あまりにも違いすぎます。 片やデザイナーズマンション。 片やレトロの極み。
新木場から西へ、辰巳を目指す
夢の島熱帯植物館から西へ向かい、辰巳と東雲を目指しました。
海沿いには工場や倉庫が立ち並んでいますが、そちら側は歩いたことがあるので…
運河沿いに整備されている緑道を歩きました。
枯葉つもる木漏れ日の道 | 市民農園か |
都会の喧騒から離れ、たそがれたい時は、ベイエリアが一番です。
この人っ子ひとりいない一直線の歩道を、独りで歩く…
ここに、自分を操ろうとするものは、ありません。
自分の足で、自分で歩く。 自分の行き先は、自分で決めるんだ。 …なんて
右手には京葉線が走っています。
辰巳の森海浜公園の向こうには、巨大なビル群が。
…その正体は、後ほど。
辰巳の森海浜公園も、広々としていて、子供たちも、のびのびと遊んでいました。
レトロ極まる、辰巳団地
…さて、イントロダクションはこれで終わりです。
辰巳の森海浜公園の西にあるのが、辰巳団地。
というより、辰巳の森海浜公園は、辰巳団地に住む人のために整備されたようなものです。
…この辰巳団地が、まぁ、すごいレトロ。
いや正直に言います。 かなり老朽化してます。
…でも、なんだかすごく癒されます。
こういう団地で、4畳半の畳部屋にちゃぶ台を置いて、窓から日光をたっぷり浴びながら、何も考えずに昼寝がしたい…
…建て替えが急務だと思います。 実際に建て替え計画はあります。
豊洲や東雲が工業地帯だった頃、そこの工員が大勢ここに住んでいたんだろうなぁ…
窓もだいぶ時の流れを感じます。
…この後の東雲団地群と見比べてください。
超現代的。東雲団地群
辰巳駅そばの橋をわたり東雲へ。
…そこにあるのは、何本ものタワーマンション。
なんだこの窓は!
…さっきの辰巳団地と違いすぎる…!
ビル全体が、ピカピカ。かつ、アーティスティックです。
いわゆる、デザイナーズマンション。
東雲団地群の中でも、中央にあるのが、CODAN Shinonome
CODANは昔の日本住宅公団、今のUR都市機構ですよね。
メインストリートにはコンビニやドラッグストア、習い事教室などが並んでいます。
こういう所に住めば、周りの人に自慢できて、自分にも自信が持てて、仕事もプライベートもバリバリこなせるのかしら?
辰巳と東雲。 すぐ近くなのに、こんなにも違う2つの団地。
みなさんは、どちらが好みでしょう?
…いや、あまりに極端すぎますよね。
ちなみに、80年代後半の東雲の航空写真を見てみますと…
巨大な工場が。 三菱製鋼東雲工場の跡地に作られたのが、東雲団地群というわけです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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