そのつばさ像が… なんと、街の広範囲に増殖したというのです。 これは葛飾区四つ木、キャプテン翼で本気の町おこしでしょうか!? 気になったので、また行ってみました。 そして、一覧にまとめました。
つばさ君とその仲間たちが公園から飛び出した!
まずは、前回撮影した、つばさ公園のつばさ像を再掲いたしましょうか。
前の記事で、この像は、ネットに囲われた公園の中にあって、観光客に見せたいのかどうか分からない代物だと書きました。
その記事を葛飾区の行政に読まれたとはとても思えませんが(アクセス数的に)、つばさ君とその仲間たちは、公園から飛び出して、四つ木の広範囲に散らばったのであります。
四ツ木駅 |
キャプテン翼はよく知らないけど、東京の街の町おこしは気になる。 そして、前回の記事の補強にもなる。 というわけで、また来ました。 葛飾区四つ木。
地元の人以外は来る事がないであろうこの街に、二度も足を運ぶとは、我ながら物好きだと思います(^_^;)
…あれ、駅前に、こんな看板、あったかな?
いや、見覚えがありません。 これも新しく作ったのでしょう。
四ツ木駅の北にある、まいろーど四つ木商店街の案内板です。
店舗の名前と、つばさ像の場所も書かれています。
よく見ると、通りの名前も「つばさ通り」に!
元々はこの道、京成線が路面電車だった頃の軌道跡なんですけど、そんな戦前の古い歴史なんてもうどうでもよくて、とにかくキャプテン翼で盛り上げよう! という意気込みが感じられます。
四つ木キャプテンつばさ像 一覧
では本題。 新しくできた像の紹介です。
まずは像の場所を、グーグルマップに起こしまして…
(新しいつばさ像の場所)
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zJRCXwnVLCuQ.kV5PSIwObAjw
…あれ、グーグルマップのマイプレイスって、ブログに埋め込めないの?
…しょうがないので。 画面キャプチャして画像で載せます。
四つ木つばさ像マップ(画像ファイル) |
それでは、1体ずつ。
1.石崎 了 像
四ツ木駅を南に出て線路沿いのポケットパークにあります。
石崎 了 像 |
ちなみに四ツ木駅の南口から南には渋江商店街が伸びているのですが…
渋江商店街 |
渋江商店街への回遊を促すのであれば、像は商店街の先に設置するべきだと思うんですけどねぇ。
…そんな事は行政も分かっているはずなので、考えられる理由は、用地の確保ができなかったか、もしくは、渋江商店街は、つばさ像での町おこしに消極的なのか。 真相は、どうなんでしょう。
2.日向 小次郎 像
2体目は四つ木公園の中。
四つ木公園がメインストリートから離れていて、ちょっと分かりにくいです。
日向 小次郎 像 |
ゲームの中ではたしか、2人が同時にシュートを打つ事によりボールのスピードを上げる技があったり、キーパーはゴールポストを使って三角飛びをしてセーブしたりしてましたが。 どうなんですかね。
それよりも四つ木公園には、こんな立派な滑り台がありまして。 こっちのほうが見所かも。
なかなかこのサイズの滑り台は、無いと思います。
人によっては「その奥にある銭湯の煙突のほうが見所だろ!」と言うかもしれません。
3.ロベルト本郷と大空翼 像
その前に、こちらが、まいろーど四つ木商店街。
何の飾り気も無し。 チェーン店も最小限。 昭和の空気感そのまんま。
ロベルト本郷と大空翼 像 |
んで、こちらが、ロベルト本郷と大空翼 像。 です。
ロベルト本郷は日系ブラジル人だそうで、つばさ君はロベルト本郷から本場のサッカーを教わる。というストーリーなのでしょうか?
ちなみに、その像の近くには「めだかの小道」なる、水の流れる緑道があります。
4.中沢 早苗 像
郵便局のそばの歩道にあるのが、中沢 早苗 像
…女性キャラもいたとは?!
中沢 早苗 像 |
説明書きによると、このキャラは主人公のつばさ君に一途らしい。
なるほどぉ~。 これは、小学生男子の理想を凝縮した作品なんだなぁ。 と思いました。
もし自分にサッカーの才能があって、一緒に頑張ってくれる友達もいて、それをサポートしてくれる大人もいてくれて、サッカーに夢中になれる環境があって、さらに、一途に惚れてくれる可愛い女の子がいてくれたら… そんな子供時代を送れたら、最高ですよねぇ。
5.岬 太郎 像
岬 太郎像は渋江公園にあります。
渋江公園 |
これが岬 太郎像!
…冗談です。 これは、セルロイド工業発祥記念碑。
戦前の四つ木を代表する工場だったようです。
渋江公園は、その跡地。 というわけ。
岬 太郎 像 |
はい、これが、岬 太郎像です。
…像よりも、こっちのほうがいい感じな気が。
6.大空 翼 像
もう1体、作ったようです。
立石駅前の商店街です。
はっきりいって、四つ木よりも立石のほうが栄えてます。
表の商店街もいいですけど、裏の立石仲見世がまたディープな感じで、闇市あがりの商店街独特の雰囲気なんですけど、そこは、またいつか。 という事で。
脇道をはいった公園に、新しいつばさ像があります。
大空 翼 像 |
…はい、これです。
フィールドを駆け抜ける、つばさ君です。 ていうか、ボールの動きすげぇ。 かかとを蹴りあげて前方にボールを動かすとは、日本代表も顔負けではありませんか(^_^;)
そうそう、この公園には、もう1つ見所があるのですよ!
この、公園のトイレの前にある6コマ漫画!
文章はかなり消えてしまっていますが、どんなストーリーか分かりますね。
そして、バナナが自分の皮をむくのがシュール! …遊び終わった後、どうするつもりなんでしょう?
7.若林 源三 像
これが最後の像になります。
若林 源三 像 |
立石駅の北に、若林源三の像があります。 これで全部です。
…それにしても。
このように、キャプテン翼で町おこしを狙う葛飾区四つ木ですが、どれほどの効果があるのでしょう?
効果があるとすれば、地元のサッカークラブでしょうか。 葛飾区には南葛SCというサッカークラブがあるそうで(キャプテン翼と同じ名前)、それをPRしている商店もちらほらありました。
地元のサッカークラブを盛り上げるには、まず、地元の人に、存在を知ってもらわないといけないし、地域全体で応援するムード作りが必要だと思うのです。 そうする事で、運動のできる子供達もサッカークラブに興味を持ってくれるでしょうし… 南葛SCのムード作りには、効果的なのではないかと思います。
で、サッカークラブに対する効果はあると思うし、それが第一目的な気がするので、別に、商店街の活性化には効果が無くても、いいんじゃないかなぁ…と思うのです。
いくら像を作って、たくさんのキャプテン翼ファンや、少数の像好きや、ほとんどいないであろう東京23区街づくりオタク(私の事)が四つ木の街を訪れたとしても、ついでに商店街で買い物をしてくれるか…?
いや無理でしょう。 なんていうか、こういう昔ながらの昭和な商店街って、顔なじみの客しか入れないような空気を放ってるじゃないですか。 いい意味でも悪い意味でも、地元の人のための商店街だと思うんですよね。 四つ木でしか買えないものっていうのも無さそうだし…
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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