というわけで、スカイツリー展望台ではなく、すみだ水族館に行ってみたわけです。 そしてその感想は「水族館というより美術館だな」という事。 その理由は…本文をご覧ください。
とにかくお洒落。そして癒される。
まず、入場口そばにある水槽から、洒落てます。
通常、魚の水槽に供給する空気は酸素ですが…
この水槽は、二酸化炭素と光を供給し、水槽内の植物に光合成をさせて酸素を供給しているそうです。
それにしても、水槽の緑の綺麗な事。
小魚や小エビが、水槽の底をしきりにつついているのは、そこから発生する酸素を摂取しているからでしょうか。
…私、このしぐさが可愛くて、結構な時間、この水槽の前にいました。 綺麗な水槽。 可愛い小エビ。 本当に癒されました(^^)
本当に、平日の午前中という、空いてる時間に来てよかったと思います。
クラゲエリア。
クラゲは水族館の人気者ですね。 …癒されるわぁ。
実験室のような水槽。 やはり、洒落てます。
すみだ水族館は、とにかく「洒落てる」「癒される」の二言に尽きます。
別の水槽では…
サンゴ! 素敵ですねぇ。
…そして、
にゅるにゅるって出てきて、ゆらゆや揺れてて、目が真ん丸で… ちょっと気持ち悪いけど可愛いんですよね!
それにしても、何匹いるんですか~!! いや嬉しいけど、大きい水槽1つ、まるまるチンアナゴに与えてしまうなんて…! 私のようなチンアナゴ好きは世の中たくさんいるって事でしょうか!?
展示の方法も、木製風の水槽とは、洒落てます。
こちらは、たしか、東京の貴重な魚たちだったと思います。
ちょっとした所に、さりげなく、お洒落に、展示されてます。
そしてこちらは、ペンギン。
偶然、えさやりの時間に立ち会う事ができました(^^)
なんと、ここのペンギン達は、全員にまんべんなくエサが食べられるように、飼育員さんに手渡しでエサを貰っているのです! おどろき!
飼育員さんは、どのペンギンにどれだけエサを与えたかを、しっかり管理しております。 そして、管理するために、ペンギン達1羽1羽に名前が付けられています…!
それって、すごいですよね。 素人には見分けがつきません。 みんな同じに見えますが、飼育員さんは分かるんですよね。 私、AKBですら見分けられないのに。
参考画像:八景島シーパラダイスでのペンギン餌やり風景。 普通はこのように、水槽にエサをどんどん投げ込むだけだと思うんです。 |
ペンギン達の扱いも、お洒落… というか、名門校に通う「お坊ちゃま」「お嬢様」のように見えました(^_^;)
土日祝日でも、落ち着いて鑑賞できれば…
すみだ水族館…とにかく、お洒落で、癒しを重視しているように思えます。
大型の生物をドーンと見せるのではなく、小さくても丁寧に見せる。 それは、物量だけを追求してきた昭和時代ではなく、質を重視する平成時代らしいとも言えます。
クラゲやチンアナゴといった、今現在人気のある生物を重点的に展示しているのも、現代日本の流行に応えた、最新の水族館ならではだと思います。
…ただ、大型の生物が少ないのは事実であり、物量を求める方には不満かもしれません。 「この規模で2050円は高い!」という感想は、まっとうだと思います。
私が思うに…
すみだ水族館の楽しみ方は、お洒落でスタイリッシュな展示を、ゆっくり、じっくり、丁寧に見る事だと思います。
そのような鑑賞スタイルに合っていますので、すみだ水族館は、水族館でありながら、美術館に近いです。 水生生物を美術的に堪能するためのスポットだと思います。
なので、平日の午前中という、比較的空いてる時間帯に訪れることができたのは幸運でした。 逆に言うと、混雑しているであろう土日祝日に行くと、すみだ水族館が堪能できなくて当たり前なのではないか? とさえ思えてきます。
なので、ちょっと勿体ないスポットだなぁ…と思うのです。 すみだ水族館。
もしかしたら、土日祝日は高額にしたり、チケット予約制にするなどして、入場者数を減らして、ゆっくり落ち着いて鑑賞できるようにしたほうが、すみだ水族館のコンセプトに合うかもしれません。
入場者数を規制する方法としては、いっそのこと、小学生以下入場禁止にしてしまうのもアリかも。 そうすれば、もう完全に「大人のための水生成物による癒しの美術館」という、唯一無二の施設になるのではないでしょうか。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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