東池袋中央公園の猫を、受刑者の生まれ変わりと考える
サンシャインシティのそばにある、東池袋中央公園
有名な話ですが、ここは元々、巣鴨刑務所の処刑場。
太平洋戦争の戦犯も、ここで処刑されました。
サンシャインシティとその周辺は、大型施設が建つ大きな区画になっていますが、これは巣鴨刑務所の敷地を再開発した結果です。
戦前の地図と見比べると、わかりやすいです。
この地図は{今昔マップ on the web(c)谷 謙二}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています。 この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万5000分の1 東京西部 昭和4年二修 昭和6年6月30日発行]です。 |
昔の地図を見ると、サンシャインシティから南東へ不忍通りに抜ける弓なりの道は、そもそも巣鴨刑務所への道として作られたことも分かりますし、刑務所の正面も、池袋駅方面とは反対側の護国寺方面を向いていた事も分かります。
池袋が垢抜けない感じがする街なのは、決して、埼玉から遊びに来る人が多いからではなく、刑務所の裏手という歴史を引きずっているから…なのかもしれません。
んで、そんな、元々は巣鴨刑務所の処刑場だった東池袋中央公園ですが…
あれ、なんか、動物がいますね。
…猫!?
猫。 猫。
猫!猫!猫! いっぱい!
かつての処刑場は、猫の集まる公園になっていたとは!
たくさんの猫とふれあう人々。
その中には、いかにも失業者といった身なりの人も目立ちます。
調べてみると、サンシャインシティにはハローワークもあるんですね。
かつての処刑場に集まる、猫と失業者…
例えば、ここの猫たちは処刑された人の生まれ変わりだと考えてみたら、どうでしょう?
猫に生まれかわり、周りの人に愛される生活を送りたい… そう願って。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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