2015年3月17日火曜日

昔の尾根道は今の抜け道。それを見守る一本松。in梅ヶ丘

場所: 日本, 梅ヶ丘駅(東京)
世田谷区梅丘は、どんな街でしょうか? 散歩してみました。 街の風景や雰囲気が伝われば幸いです。

数回前に、羽根木公園の梅林を紹介しましたが、今回は、住宅街の他に、烏山川緑道と北沢川緑道の間に走る尾根道と、杓子稲荷神社の一本松に注目してみました。



羽根木公園のついでです。



羽根木公園の梅を見た後、梅ヶ丘駅周辺も散策してみようかと思ったわけです。 ついでに。

…はい、ついでで、すみません。 でも、私は、どこでも散策しますよ。


駅南の商店街の様子。

けど、商店だけの商店街ではなく、商店と賃貸アパートが自然に混ざっています。


世田谷区らしい、綺麗めな並木道。


そして駅から離れると、一戸建て住宅街になります。


…まことに世田谷区らしい街ですね。
(これといって書くことが無い)


まっすぐな住宅街の細い道ですが、微妙に坂があるのがお分かりいただけますでしょうか?

世田谷区は武蔵野台地の上にある山の手地域ですが、意外とでこぼこしているんですよね。


…では、この、でこぼこに注目しながら、次のセクション、いってみましょう。


昔の尾根道は今の抜け道



(この地図は{国土地理院 基盤地図情報(数値標高モデル)}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています)
このブログでは毎度おなじみ、カシミール3D。 地形のでこぼこが一目瞭然です。

今回は、烏山川緑道と北沢川緑道の間に注目してみました。 2つの川が作った尾根… そこに走る道です。

この地図は{今昔マップ on the web(c)谷 謙二}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています。
この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万分の1 世田ヶ谷 明治42年測図大正2年製版]です。
この道は古いです。 この地図は明治後期のものですが、明治初期の地図にも、この道はあります。


細くて、ゆるいカーブが続く道です。

都市計画で作られた道には無い、魅力がありますよね。



昔からの道には、昔からの商店も。


…けど、昔の道は、良いことばかりではないんですよね。


危険度、高し。

…けっこうギリギリな、すれ違いでしょ?


「事故多し、スピード落とせ」という看板が、目につきます。


昔の道は、今も便利。

昔の人の知恵が、今の人を導く。

導かれて、抜け道になっている。


…そんな感じでしょうか。


杓子神社、不老長寿の一本松



住宅街に一本松が伸びてます。


近くによると、天に伸びる様が、りりしいですね。


梅ヶ丘の鎮守、杓子稲荷神社の境内に立っています。


「不老長寿の松」との事。

…長寿なのは間違いないにしても、不老は、言いすぎなんじゃないか…という気もしますが(^_^;)


なにがともあれ「梅ヶ丘のシンボルツリーは松だった」というオチで締めたいと思います。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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