2013年10月3日木曜日

いちからまっさらで再開発された荒川区汐入

場所: 日本, 東京都荒川区南千住8丁目
前回は足立区の北千住東側、牛田駅や関屋駅周辺の話でしたが、今回は、そこからちょっと南に行った、荒川区の汐入地区の話です。

現在は都心へのアクセス良好で巨大なマンションが立ち並ぶ街ですが、そうなったのは結構最近の事。これだけ大規模な住宅地区再開発は、そうそうありません。



大規模に開発された防災団地


まずは、足立区側から見た荒川区汐入地区の写真を。


高層マンションが立ち並ぶ、巨大な住宅団地です。

汐入地区の地図
汐入地区の地図
公園と住宅マンション、学校などが、計画的につくられております。




グーグルマップの航空写真で見ても、マンションが立ち並んでいるのが分かります。
…しかし、こうなったのは、割と最近の事。


こちらは、汐入地区の、80年代後半の航空写真。
国土地理院のサイトから埋め込みました。
(いつの間に埋め込みができるようになったんだ!! ちょっと感激)


80年代後半、汐入地区には、戸建住宅が密集しています。
当時の街の区画割りを、すべてまっさらにしての、再開発が行われたのです。

再開発というのは、元々の住民の権利がネックになり、なかなか汐入のように、まっさらにして、いちから作る事はできないのです。

なぜ汐入はそれができたのか…

それは「貸地貸家がほとんどだったから」という話を聞いた事があります。


隅田川沿いに作られたスーパー堤防。

汐入地区は震災や戦火をも免れたものの、その地理的条件から、水害に弱い地域でした。

…汐が入ってくるから汐入だったんでしょう。きっと。

しかし、再開発により、立派な堤防が完成。 これで簡単には汐は入らない。



広い公園は緑がいっぱい。

いざという時は避難場所としても活用できます。






現代的な高層マンション群。

写真の素人でも、晴れの日なら、綺麗に撮れます(^^)





スカイツリーも見えます



こちらは、いわゆる、団地商店街。
左側にはスーパーもありますし、南千住駅のほうにも商業施設があります。



こちらは街の鎮守。

再開発前の航空写真を見ると、少し位置がずれています。
神社もいっしょに、再開発されたのですね。




今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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