2014年12月3日水曜日

赤坂さがす(1)~高橋是清翁記念公園と斜め区画~

赤坂を散策してみました。 赤坂といえばテレビ局とか料亭のイメージですが、赤坂というだけあって坂の街。 やはり坂の街はいいですねぇ。

2回に分けて更新の予定です。 今回は、坂の風景。高橋是清翁記念公園、謎の斜め区画の正体。ですです。


赤坂は坂の街 アップダウンを愉しむ



神宮外苑のイチョウ並木を散歩した後(前回の記事をご覧ください)、赤坂を散歩してみることにしました。

(この地図は国土地理院の基盤地図情報(数値標高モデル)とカシミール3Dを用いて作成しました。)

赤坂という名前の通り、赤坂は坂の多い街です。

基盤地図情報(数値標高モデル)とカシミール3Dを用いれば、この通り、一目瞭然。


やはり、坂の風景は、いいですねぇ。



アップダウンに、カーブも加わり、生物的で面白い道です。


薬研坂
薬研坂
薬研坂の由来は、そのくぼみの様子が薬を砕く薬研に似ているから…とされています。

…とはいえ、平成ニッポンの生活に薬研はなかなか使われないので… 自分も、画像検索して分かりました。 あ、これが薬研というのか。 と。

新坂
新坂 新坂のふもと
この坂は新坂という名前ですが、できたのは1699年という… めっちゃ古いやん。

稲荷坂
稲荷坂
赤坂といえば、赤坂サカスとか料亭とかを連想してしまいますが、坂の風景こそが赤坂なんですねぇ。



坂の風景は、まだまだありますが、これ以上は後編で。


高橋是清翁記念公園の紅葉!



高橋是清翁(たかはしこれきよおう)は、大正時代から昭和初期にかけて首相や大蔵大臣と務めた金融界の偉い人。 二・二六事件で殺害されてしまいました。

その邸宅跡地が公園として整備されています。



子供が遊ぶためではなく、ビジネスマンがくつろぐのに最適な、落ち着いた公園。だと思います。


色づいたモミジと、ベンチのバランスが絶妙!

偶然なのか、意図的なのか… モミジの木が、ベンチを覆うように曲がっています。


翁の銅像が一角の高台にあります。


この像は… 何でしょう?

翁の趣味ですかね? 


…それにしても、紅葉が綺麗です。

神宮外苑のイチョウ並木も綺麗でしたけど、やはり、赤色が加わると、華やかさが出ますよね。



ぶっちゃけ、俺、こっちのほうが好き(^o^)

「神宮外苑のイチョウ並木の人ごみに疲れたら、高橋是清翁記念公園に行く」というのは、アリかもしれません。 全然人がいませんでしたよ。


斜めの道の正体は、射撃場



厳密には赤坂ではなく南青山になるのですが、面白い区画がありますので、紹介しま~す。

(国土地理院の電子国土標準地図を使用しています)
この斜めの区画です。


NTTの施設と、一般住宅が立ち並んでいます。



突き当りの先には、青山斎場があります。

青山斎場は青山霊園の一角に建っています。 青山斎場は霊園の一部を切り取って建設されたのだろう… と連想しがちですが、違ったのです!

この地図は{今昔マップ on the web(c)谷 謙二}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています。
この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万分の1 東京南部 明治42年測図 大正4年製版]です。

問題の区画に「射撃場」の文字が!

射撃場の周りには、歩兵の駐屯地らしきものも見えますね。 そういえば東京ミッドタウンは元々歩兵の駐屯地ですし、神宮外苑だって元は練兵場ですから、赤坂は軍の街でもあったのですね。


あらためて、もう一度射撃場に注目すると…
射撃場は、青山霊園の区画に食い込んでいますね! 路面電車の軌道が射撃場を迂回しているのが、分かります。



敗戦後、射撃場が無くなり、道はまっすぐになりました。

そして、青山霊園に食い込んでいた部分を、斎場にし、残りの部分の土地は、売却されたと考えられます。



…区画に注目し、古い地図を見ると、思わぬ歴史が垣間見れて面白いですね!



近いうちに、赤坂後編を書きたいと思います。 (追記:書きました!

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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